オスカルが衛兵隊中隊長になって、1ヶ月が経過していた。 貴族支配の乱れと相次ぐ重税でパリの街は揺れていた。 それは、明らかに新しい時代を予感するものであった…。 そして、時の流れを待てない街では、テロリストが暗躍していた。 オスカルは、ブイエ将軍直々にスペインのアルデロス公一家の護衛を命じられた。 オスカルは、衛兵隊に紛れていたテロリスト(※第29話《歩き始めた人形》で、オスカルと一騎打ちした猛者に危うい目に会うが、アンドレとアランの助けを借りて、この猛者を倒した)。 こうして、アルデロス公一家は、無事にアランクール村に到着した。 その夜にサン・ジュストがアランクール村に滞在するアルデロス公一家を暗殺しようとテロ計画を企てた。 オスカルは、テロ計画を阻止する為にサン・ジュストを追うも取り逃がす。 そして、アンドレとアランと共に爆薬で爆風に飛ばされて気絶してしまう、 早朝、気絶していたアランが目覚める。 すると、アランはオスカルの手を握って離さないアンドレの姿を見て、激励する。 「アンドレ!頑張れ!」 オスカルは、整列しているB中隊隊員のラサール・ドレッセルが国から与えられた大事な銃を装備していない事から、厳しく問い詰める。 しかし、ラサールは、銃を何処で無くしたか判らないとシラをきった。 その後、ラサールが無くしたとされた銃を憲兵隊がパリの古道具屋で見つけて来た…。 銃を売ったのならば、国家への裏切り行為で銃殺を免れる事は出来ない。 ラサールに限らず、アランを始め、衛兵隊の皆が銃や制服までもを売っていた事が判明した。 それは、命懸けで働いていても家族を養えないからであった…。 「ラサールを憲兵隊に売った!」 アランは。信頼を寄せ始めていたオスカルに対して、怒り、オスカルを殴り倒した。 オスカルは、アランの主張を否定する。 しかし、聞き入れないアランとの一騎打ちが始まった…。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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