アンドレは、黒い騎士との対決で左目を負傷した。 「オスカル…、お前の目でなくて良かった。本当に」 一方、黒い騎士とその一味がジャルジェ将軍の部下が運んでいた新品の銃200丁を強奪した。 「今や新しい時代の為には、一時間の演説よりも、一丁の銃を必要とする!行くぞ!諸君!」 オスカルは、1人黒い騎士を見つける為に反国王派たちが集うオルレアン公の居城パレ・ロワイヤルへと潜入する。 しかし、オスカルは黒い騎士に捕まってしまう。 そして、黒い騎士から、全軍の兵器を管理する総指揮官ジャルジェ将軍に銃500丁を用意させるようにオスカルに命じる。 「今、包帯を取れば、永久に失明するかも…」 ジャルジェ家の主治医ラソンヌ医師から、警告されていれながらもアンドレは、黒い騎士に変装して、オスカルの救出成功と共に黒い騎士を捕らえた。 「あんたは、俺が今まで見た中じゃ、相当、上等な部類だ…。 だから、武器を持たない人間を背中から撃てるような奴じゃないと、俺はふんだ」 「それは、相手によるぞ!! アンドレの目をやったのは、お前だ!」 黒い騎士の正体は、新聞記者ベルナール・シャトレだった。 「オスカル!黒い騎士を捕らえたそうじゃないか!でかしたぞ!」 「父上、あれは、人違いでございました」 オスカルは、ベルナールをタンプル街のロザリーの元へと預ける。 「ありがとう。見逃して貰えるとは思わなかった」 「礼を言うなら、私ではなくアンドレに言ってくれ。 ひょっとしたら、あいつ、お前以上に黒い騎士らしい男だったかもしれない」 オスカルは、フェルゼンとの決別をきっかけに自立への旅立ちを始めていた。 一方のアンドレは、無理をした為にラソンヌ医師から左目の失明を宣告された。 そして、今はオスカルを女として見ている自分に愕然となった…。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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