ブロンドの巻き毛の貴婦人の馬車に母を引き殺されて、孤児となった下町の娘ロザリーは、オスカルの情けでジャルジェ邸に引き取られて、剣の修行に励んでいた。 そんなロザリ−は、女であるオスカルに好意を抱き慕い、留守中のオスカルの部屋で軍服を手にして、憧れるオスカルを思いながら軍服とダンスをして思いを馳せる。 貴婦人としての教育を身に付けたロザリ−をオスカルは、エリザベス夫人の屋敷で開かれる舞踏会に連れて行き、社交界デビューをさせる。 貴婦人達の間では、オスカルは舞踏会嫌いで知られて、殆ど姿を見せた事がない。 その麗人オスカルがロザリ−の手をとって現れたから、貴婦人達は驚愕する。 皆がオスカルに酔い痴れながらも、隣に居るロザリ−に嫉妬した。 オスカルは、エリザベス夫人にロザリーを、『自分の姉の嫁ぎ先の娘』として紹介した。 一方、ロザリ−の姉ジャンヌは、恋人をニコラス・ド・ラモット伯爵と名乗らせる。 そして、自分は『ジャンヌ・バロア・ド・ラ・モット伯爵夫人である』と、ローアン大司教に嘘をつく。 そして、ニコラスを近衛連隊就き大尉に世話して貰っていた。 ロザリ−は、エリザベス夫人の屋敷で開かれている舞踏会で、ジャンヌと風邪を引いて欠席したポリニャック夫人の娘シャルロットと巡り合う。 しかし、フッとした事がきっかけでシャルロットは、ロザリーが本当の貴族なのか…と?疑問を抱いて、問い出した。 ロザリ−は動揺しながらも、まだ見ぬ本当の貴族の母の名を叫ぼうとする…。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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